自然なワインをより良く理解するために - Fattoria La Maliosa
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Vino La Maliosa

自然なワインをより良く理解するために

ワイン

日々の暮らしの中で頻繁に使われ、半ば流行り言葉のようになっても実際のところ本当の意味がよく分からない言葉がありますが “自然なワイン“もそんな言葉の一つではないでしょうか。

Vino La Maliosa

多くの人が語り、飲んでいるわりに明確な説明は難しい。
ワインに“自然な”という形容詞がつくだけで、さも“純粋”で環境にも飲む人にもなにかしら良いような印象を与えます。
全てが間違いだとは言えませんが本当に自然なワインとはどんなものなのでしょうか?

基本中の基本はブドウ畑での仕事から。有機やビオディナミ農法から生まれたブドウは健康そのもので、そのままで最高のマストが得られます。

ブドウが最適な熟度で収穫される事も重要です。手摘みによって良いブドウだけを選別出来ます。収穫機による収穫はブドウにとってダメージが大きく大雑把でとても人の目と手にかなうものではありません。

いよいよアルコール発酵です。
ここでブドウに付着している、あるいはそれ以上にセラーに住みついているその場所特有の野生酵母によって発酵が自然に始まります。一方で野生発酵は予測のつかないリスクをはらんでいるためワイン工業では一般的に選別酵母を用います。
選別酵母により発酵は確実に開始しますが選別酵母はブドウを育くんできた自然がもたらすテロワールの香味が抑えてしまい画一的な味と香りになってしまいます。

自然なワイン作りではぶどう本来の性質を変えてしまう処理は行いません:

– 急激な温度変化によって酒石酸を沈殿させ澄んだワインにする酒石酸処理。
– ゼラチン、ベントナイトによる清澄化処理。
– 目の細かいフィルターによる濾過処理。
– 亜硫酸の大量添加によるワインの安定化、殺菌処理。
– 酒石酸添加による補酸や炭酸カルシウムによる酸度矯正。
– タンニン添加によるタンニン矯正。
– アルコール度数上昇のためのブドウ糖液糖添加による補糖。
– マストの糖度上昇のための逆浸透膜処理。
– 発酵において様々な働きをもたらす酵素の添加。

果皮とマストを分離する際のタイミング、熟成期間と使用するタンクや樽の種類/材質、ボトリング時期、ビン熟成期間なども重要ですがワイン本来の味を守るため醸造家が干渉し過ぎない事がとても重要です。

私たちラマリオーザのワイン造りは繊細で難しいものですがこのやり方だからこそ自然環境を守り、より質の高いワインが生まれるのだと信じています。

ラマリオーザでは知恵と工夫に富んだワイン造りを行っています。

私たちは上で説明したような処理は一切行いません。
まずは、温度管理なしで自然に発酵が始まる事を待つ事。
頻繁にタンクを変える事は清澄処理の代わりとなます。
その後の長い樽熟成期間中の香りの変化は言うまでもありませんがワインに骨格と円やかさを与えると共に自然にワインが澄んで来るのです。
こうしてよく熟して長期熟成にも耐え、時の流れとともに更に良くなるワインが生まれるのです。

ラマリオーザのワイン作りの目的はお客様により良いワインを飲んで頂く事。単に倫理観からでも私的な理想でも環境保護のためだけではありません。他の自然なワインの作り手たち同様、私たちも同じ思いでワインを作っているのです。

クラウディア ガルテリオ

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